という事で、昨年のデンバー・ミネラルショーの様子を簡単にご紹介します。
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アメリカは鉱物好き大国のようで、1年間に開催されるミネショーの数がハンパなく多い。
中でも一番規模が大きいのが、今ちょうど開催中のツーソン・ミネラルショー。たぶんその次が、昨年私が行ったデンバー・ショーです。
ショーはいくつかの会場に分かれています。1週間から10日間ほど、ホテルや競技場を貸し切って開かれているのはプロ(バイヤー)向けのショー。
週末の3日間だけイベント会場(東京だとビックサイトみたいな)で開かれるのがメインショーという一般の方向けのショーです。
このメインショーは、鉱物フアンだけでなく地元の方も来て楽しんでいます。特に子供達に人気のようで、子供向けの出し物もたくさん用意されていました。
2013年のテーマはトルマリン。ということで、たくさんのトルマリンが展示されていました。
どれもハイクオリティな結晶!目の保養になります。
他は、地元の鉱物愛好家クラブからご自慢のコレクション展示が延々と。
コンテストのようで、入賞者の展示にはリボンがついていました。
9歳の女の子が夏休みに自ら採掘した鉱物コレクション!!(脱帽)
これは超マニアックなコレクション!!産地別のパイライト。
初めて見る産地も多数。勉強になりました。
蛍光する鉱物の特別展示。真っ暗な部屋で展示されています。
会場はとっても広いので、展示や販売エリア以外にお楽しみ(イベントや出し物)エリアがありまして、中でも感心したのはキッズ専用の「鉱物&化石の質問コーナー」。
地元の鉱物&化石愛好家の方が子供達からの質問に対応していました。これ、いいアイデアですよね。フツーの親御さんは家でアレコレ聞かれても答えられないし。しかも質問した子は小さな化石や石を1個もらえるんですよ。(もちろん無料)日本のショーでもやればいいのにって思いました。
あと大人も参加出来る「砂金を探せ!コーナー」も人気。 金魚すくいの水槽みたいな所に、砂と水がたくさん入っていて 、そこから砂金(ほんとに入ってるのか?)やカーネリアン、ローズクオーツなどの 色石の粒(7種類ぐらいあった)を専用のお皿を使って 砂を洗い流しながらを探していきます。(パンニングという)
子供達は色石を見つけただけで大はしゃぎ!小さな瓶をもらって、その中に色石の粒を入れて楽しんでいます。(瓶も石も貰える)
大人は砂金狙いwwなので、目を皿のようにして砂金を探しています。 何十人もの(広いんです、このコーナー)いい大人が黙々とパンニングしているのは端から見ててオモシロかったです。
私もチャレンジしましたよ!砂を洗うコツを掴めば結構ハマります(笑)
けっこー遊んでるように見えますが、この時、既に仕入れは終わってますのでご安心をw
(つづく)