箱で保管するのは、光とホコリに弱い天然石

2019-12-05

お役立ち情報 天然石

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天然石や鉱物のなかには、保管に少し気をつかうものが結構あります。

今回はその中でも、特に「光に弱い」「繊細な結晶を持つ」天然石の保管方法について、店主の経験をもとに解説していきます。

箱で保管するのがベストな天然石

まず保管状態に配慮が必要なのは、ざっくり以下の種類です。

・スポデューメン類(クンツアイト、ヒデナイト)
・フローライト、アメジスト、カルサイト
・小さな結晶がたくさん集まったクラスター類

★クンツアイト&ヒデナイト(スポデューメン)

光に反応してスグ色が変わって(抜けて)しまうので、箱などに入れて光を遮断しておく必要があります。(日光どころか蛍光灯もNG)

ブレスレットなどアクセサリーになってるものは連日使用せず、出来るだけ退色を遅らせるか割り切ってガンガン使う・・かですね。

「レアもの」のブルークンツアイト。日光や蛍光灯の近くに置いておくとピンク色ののクンツアイトになりますのでご注意を。

★フローライト、アメジスト、カルサイトなど

クンツアイト程ではないですが、これらの石は日光で退色します。

直射光の当たらない日陰に飾ったり、薄い色のものは箱に入れておいた方が安心。

カラーチェンジするフローライトは、光に当たりすぎると色がチェンジしなくなるので注意です。

=光に弱いに天然石についてもっと詳しく=
>> 光で退色する天然石

★小さな結晶のクラスター

たとえば、こんな感じ↓のもの


 小さな結晶が固まっている水晶のクラスターです。

こういうのを出しっぱなしにしておくと、ホコリが溜まって、もっさりした感じになります。

しかも細く折れやすい結晶なので掃除が大変。
下手したら折れてしまうかも。

大きいものは飾ってなんぼのクラスターも、小さいものや結晶が繊細なものは箱に入れて保存するのがベストです。

買った時についてくる箱は捨てないで!

光に弱い石も繊細な結晶やクラスターも、とりあえずは、買った時についてくる箱に入れて保管しておきましょう

箱、捨てずにとっておいてね♪

まずは破損と退色に気をつけながら保管することが大事。
専用のケースなどは、ある程度コレクションが集まってから検討するぐらいでちょうどいいです。


=天然石の収納と保管についての記事=

>>丈夫な天然石は梱包材で巻いて収納

>>小さな天然石は100均グッズを活用して収納する


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