後悔しないクリスタルの選び方

2020-01-29

お役立ち情報 天然石

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まだ石の名前もよく知らない初心者の頃だと、ショップやミネラルショーに行っても大量の石を前に圧倒されてしまうこともあるかもしれません。

素敵な石を無理なく買いたいなと思ったら「手のひらサイズでピンク色の石」など、自分の欲しい石の特徴や条件を決めてから探すのがコツです。


>>初めてのミネラルショー|ミネラルショーに行ってみよう


天然石の選び方のコツは3つ

天然石の基本的な選び方は、まず欲しいと思う石の「色、サイズ、形状」をハッキリさせること。石の種類が決まってるなら「サイズと形状」になります。

これすごく大事で、迷った時も条件に合わないものから外せばいいし、店員さんにも伝えれば、条件にあうものを持ってきてくれたり一緒にセレクトしてもらえます。

お店に行ってから好きなもの見つけよう!だと、大量の石を目の前にして混乱して決められなくなる可能性大です。しっかり準備していきましょう。



1: 石の色と透明度

(石の種類が決まっているなら必要なし)

まず、好きな色を1〜2色と好みの透明度を選んでみます。

透明度というのは、向こう側が見えるぐらい(クリア)か、光は通すけど見えないか(乳白)、まったく光が通らない(マット)かの違いのこと。

たとえば、ピンクでクリアなら、高品質のローズクォーツ、モルガナイト、クンツアイト。
ピンクでもミルキーな感じなら、ローズクォーツ、マンガンカルサイト、ピンクオパール、コーラル。ピンクでマットなら、コバルトカルサイト、ロードクロサイト(薄い色の)などが候補になります。

同じ種類でも、色や透明感の幅がありますのでこの限りではありませんが、ある程度、石の種類を絞ることができます。


2: 石のサイズ

サイズ感については、Sはビースやルース(カボション)など5cm以内のもの、Mは片手で握れる8〜9cmほど、Lは10cm越えと考えてください。

小さくても(S)キラキラ透明感がある方がいいのか、握れるぐらいの大きさ(M)がいいのか、部屋にドン!と飾れるぐらい(L)の存在感が欲しいのか。

欲しいサイズをハッキリさせておくと、おおまかの方向性が決まるので、けっこう大事な要素です。


3: 石の形状

これは手を加えていない原石か、研磨して形を作ったりツヤを出したポリッシュ(磨き)かの違いです。自然のままの質感や結晶の形を優先するなら原石ですし、ツルツルで艶やかな方と好きなのであればポリッシュになります。

基本は好みで選ぶ要素ですが、石の種類によっては磨きor原石しか出回っていない場合もあります。その辺りは店員さんに尋ねてみてください。


値段は一番最後に確認

買う買わないは後で決めればいいので、選ぶ時は値段見ずに、気に入った石をピックアップしていく。ついつい先に値段を見てしまいますが、それが当たり前になると本当に欲しい石を選べなくなるのでお勧めしません。

候補が決まってから値段をチェックします。予算内であれば迷わずに購入できますよね。
反対に選んだ石がどれも予算と合ってなければ、好みの石をお迎えするにはもう少し予算が必要ということがわかります。
自分が欲しいと思う石の価格帯を知っておくのは大事で、次回の予算組みの参考にもなります。


天然石の選び方にルールなし

今回は「どうやって選んだらいいのか解らない」という方のために、店主の経験をもとにまとめました。ショップで接客してた頃にもずいぶん聞かれましたし。

でもぶっちゃけ、ベテランでも迷う時は1日中迷うから(笑)あまり気にしなくても大丈夫。
難しく考えずに、楽しい気持ちで選んでみてください。
みなさまが素敵な石をゲットできますように!



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